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お母さんも懐かしいわらべうた遊びも遊びました。竹返しにも挑戦・ほっこりクラス 晩秋の会

  • 執筆者の写真: 奥州わらべうた遊びの会
    奥州わらべうた遊びの会
  • 10月12日
  • 読了時間: 4分

更新日:10月22日

1週間前は、暑くて冷房をつけていたのに、今日はストーブでお部屋を暖めておいてくださるくらいの朝の寒さとなりました。

すっかり晩秋です。

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今日も、生後2か月から通っているお子さんと、弟くん。

お友達家族の2組でした。


始めは、木や手作りのおもちゃで遊びました。

木の実を食べ物に見立ててご馳走を作ってくれました。


お片づけをして、いつもの岩手のあやし歌「ゆっき ゆっき」を歌いました。

今日はみんなで声を合わせて歌いたかったので、始まりの声掛けをして、みんなで歌いました。

子ども達もすっかり歌っていました。

「人為伝承」ではありますが、岩手で育ったこととして、歌い継いでいって欲しい歌です。


お膝の上で、今日は「こびきさん」ののこぎりを曳く動作を真似たあそびをしました。

姉弟二人が一緒にお膝に乗りましたが、よくある、二人での押し合いっこ。

今日はなかなか、上手く曳けません。

こんな日もあります・・・


次は、椿の実を手の中に隠して、当てっこをする「どっちの手に 入ってるか」をしました。

この歌は、わらべうたの仲間が子どもの時に歌っていた歌です。

親子で向かい合って、順番に交代して当てっこしました。


そのあとは、「竹返し」という竹を割って細長い棒状にした遊び道具で遊びました。

遊び方は、藤田浩子さんが教えてくださった、「ばった」という遊び方です。

竹返しを4本、井桁のように組んで、一本をしならせて他の竹に当てて飛ばし、それをつかむという遊び方です。

始めはうまく飛ばせませんでしたが、だんだん高く飛ばすコツをつかみ、高く飛ばせるようになったお子さんもいました。

ただ、やはり学童むけの遊びなので、自分でつかむのは難しかったようで、お母さんが飛ばしたものをつかむ、という遊び方で遊んだりもしました。

来年は、7歳になるので、来年は楽しめることと思います。


そのあとは、立って遊びました。


お母さんにとって懐かしい遊び「ひらいた ひらいた」で、輪を大きくしたり、小さくしたり。


そして「かごめかごめも」。

鬼決めは、「ずいずい ずっころばし」でしました。

これもお母さん方にとっては懐かしい歌だったようです。


最初の鬼は、お母さん。

「後ろの正面」を当てました!

当てられた子どもが今度は鬼。

「鬼になりた~い!」という声もあがりましたが、「後ろになったらだよ」とまずは遊びを続けました。

自分の思いだけではそうならない、というのを体験するのもわらべうた遊びのよいところ。

なかなか後ろに当たりませんでしたが、とうとう当たりました。

こうしてみんなが鬼になったところで、今日は終わり。


季節の歌は、菊の節句の歌。

今年も、盃にお酒を注いで菊の花を浮かべているような真似をして(うそんこで)お酒をみんなで飲みました。

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「お花のにおいがする」とにおいを感じたお子さんもいました。

みんなで菊の花の香りを嗅ぎ、その香りで厄がわらわれたように思われました。

岐阜の「菊の節句」の歌「九月節句の」を私が歌うのに合わせて、みんな手拍子をしてくれました。

今年の旧暦九月九日は、10月29日なので、まだ先ですが、ちょっと先取りで年中行事を味わいました。


最後は、江戸時代の指遊び「こぞうねろ」をお母さんにしてもらって、「江戸子守唄」を歌い、今日の会はおしまいになりました。


今日は、床の間に、お月様の絵と秋の五草と菊の花を飾りました。

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右から

藤袴・・・昨年庭に植えた苗が2メートルほどの高さに成長。 たくさんの薄紅色の花を咲かせてくれています。

尾花・・・ススキです。家の向かいの空き地に生えていたもの。

女郎花・・・9月にいただいた花束の中に入っていたものを花瓶に挿していました。このまま水に入れておいて、根が出てきたらいいのだけどなあ。根がでたら庭に植えたいです。

桔梗・・・うちの庭の桔梗は、もう終わってしまったので、近くの産直にあった白い桔梗を買いました。 葛・・・cafeの近くの田んぼ道沿いの藪から。もう花は終わり、枝豆のような実がついているものを取ってきて生けました。


手に入らなかったのは、

撫子・・・昨年植えた苗が育ち、ぽつぽつと咲いてはいましたが、暑さのせいか秋までもたず、枯れてしまいました。

萩・・・毎年いただいていた近所のお庭のものが、1か月前にせん定をしてしまったらしく、お花が咲いていませんでした。

いつも挿し木をして、庭に根付かせようとするのですが、成功しません。


いつか七草揃えて、秋の会を行いたいです。

中央の黄色い花は菊。 一輪折って、盃に浮かべ菊酒を飲む真似をしました。

一番下の赤い花は、秋明菊(シュウメイギク)。

キク科ではないそうですが、庭に咲いていたものを挿しました。



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