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いさわこども園 子育て支援センターでわらべうた遊びの会を行いました

  • 執筆者の写真: 奥州わらべうた遊びの会
    奥州わらべうた遊びの会
  • 1月13日
  • 読了時間: 5分

1月13日は、奥州市胆沢にある「いさわこども園 子育て支援センター ぽっかぽか」の依頼で、

親子わらべうた遊びの会を行ってきました。

「ぽっかぽか」では、毎年この季節にわらべうた遊びの会を企画してくださいます。


今回は、1歳前半のお子さんとお母さんが2組、2歳少し前のお子さんとお母さんが1組の3組の

参加でした。


参加者がいらっしゃる前の打ち合わせ時に、「歩くことができるようになって嬉しくて、お部屋を

ずっと歩き回るお子さんもいます。」とのスタッフさんのお話がありました。

「わらべうたの会では、その場を離れても大丈夫。お母さんが付いて行ってその場で遊んだり、

声を掛けたりしながら、お母さんは歌声に耳を傾けていただければそれでいいのです。」と

お伝えしました。


一番最初にお部屋に到着したのは、もうすぐ2歳のお子さん。

知らない人がいてびっくりしてしまい、お母さんの後ろにかくれていました。

あまり声を掛けずに、軍足人形のたろう君に、歌いかけて歌声だけを届けました。

雪が降ってきたので(虫が舞っているような降り方)、岩手の「うえみれば」を何度も歌いました。

そこに、歩くことが嬉しいお子さんが、歌声が聞こえている部屋に入ってきました。

歌声が聞こえたからでしょう。

座って歌を聞いています。

この雰囲気のまま最後まで過ごしていました。

子どもの耳には、肉声の歌声がスッと入っていくということを再確認しました。


雪の歌の余韻を残したまま、お部屋に置いた小さな門松の前に座り、

群馬のお正月の歌「おんしょうしょうしょう しょうがつは」を、太鼓をたたきながら歌いました。

歌の「松立てて 竹立てて」を聴きながら門松の姿を見てもらいました。


次は、お母さんのお膝に乗って舟漕ぎ遊び。

今日は、ご自宅でも遊んでもらえるように、唱えの「おふねは ぎっちらこ」で遊びました。

「せんぞうや まんぞうぞ」の言葉の意味もお伝えしました。


そのあとはゴロンと横になり、「のびのびのび」と唱えながら、お子さんの体全体をさすりました。

子ども達は気持ちよさそうに、お母さんの手の動きに合わせて脚をピンと伸ばします。

そのあとは、藤田浩子さんに教えていただいた、「こんぞこあわせて」で、

子どもの足首を持って脚を曲げて広げたり伸ばしたり・・・・

この遊びは1歳頃が丁度良い遊びです。

大きくなって脚が長くなると、脚が重くなって動かすのがちょっと大変。

でも、それも楽しいのですが・・・


そして、奥州市の保育士さんに教えていただいた「いちりこ にりこ」で遊びました。

最後の「しりこ」でお尻をくすぐります。

これは、「いちり にり」という遊びの言葉の最後に、「〇〇こ」とつける

岩手の方言の言い方になったものです。

「しりこ」の前には、少し間をおいて。

だんだん「しりこ」を待つように。


お母さんと手を繋ぎ「よいとこらしょ」で起き上がり、抱きあげてもらって、抱いたまま

大阪のわらべうた「えっさっさ」を歌いながら歩きました。


するとお部屋の隅の方から「ぺったんこ ぺったんこ」と掛け声が・・・(スタッフの方に

杵と臼の玩具でお手玉を餅に見立てお餅つきをお願いしていました)

「見に行ってみましょう」

「みんなもお餅をついてみて」。

杵を順番に回しながら、みんなもお餅をつきました。

一周回ったところで、

「今度はみんなの手を臼にしてお餅をつきますよ」

と声をかけ、好きなお手玉を取ってもらい

藤田浩子さんに教えていただいた「ぺったら ぺったん」で遊びました。

この遊びは、お餅をついた後、三種類の遊び方があるのですが、今回は一歳のお子さんだったので、

「神棚へ」で遊びました。

私が、自分の頭の上にお手玉を乗せ、手を合わせて「お米がたくさん とれますように」と

祈るのを何度もするのを見て、お母さんはお子さんの頭の上にお手玉を乗せるのですが、

髪の毛が柔らかくすべすべしているので、なかなかお餅が留まりません。

でも、だんだん落ちないようにしようと、頭を動かさないようにするお子さんもいました。

頭から落として手でお手玉を受け取るのは、ちょっと難しかったようですが、

神棚にお餅をお供えするのと、頭の上に乗せるのが同じとわかって遊んでいました。


みんなのお餅を集め、持ってきた金網の上で、

福島のまりつき歌「ひとつ ひばちで」(数え歌になっている)を歌いながら、

お餅を裏返したりして焼きました。

焼けたところで、みんなの手のお皿の上にお餅をのせていきました。

「このお皿には何が入っているのかな?餡子かな。お醤油かな。」

「お母さんは何餅が好きなのかな。」

「『みたらし』かな。」

「甘辛いお醤油味ね。とろみがある・・。」

「そうです」

とやりとりしたお母さんもいました。

みんなで食べ終わったらお片付け。

ひとりのお子さんが近付いて来て、お餅じゃないお手玉まで全部袋にしまってくれました。


その後は、テーブルで小道具も使って季節のわらべうたを歌うのを聴いてもらいました。

今日は、岩手の雪の歌「うえみれば むしっこ」。


1月7日はお節句でしたので、お店で売っていた「春の七草セット」の七草を、

普段、道端などに生えている様子をお話しながら、草の名前を言って順に並べていきました。

前に住んでいた船橋では、新暦でも雪はないので、

昨年の固くなった葉やその中にある若芽を採ることができたけれども、

岩手では雪が積もって探すのが難しい。

旧暦だと雪も溶け始めるので見つけることができるようになる、ともお話しました。

今年の旧暦の七草の節句は、2月23日です。


最後は恒例のお獅子さんの登場。

みんなのところに行って、頭や体を噛んでもらいました。

今日は子ども達もみな怖がらず噛んでもらっていたので、無病息災、

1年間元気に過ごすことができるでしょう。

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